2008.03.31 Mon
さようなら姐さん
引っ越すにあたり、お別れしなければならない方がいる。

そうです。皆様お察しのあの方です。
隣の家からある日突然やってきて、
「今日からここは、あたしのシマ」
と勝手に宣言したかと思ったら、そのときからずっと、
来る日も来る日も我が家の庭に居座り続ける。
「すみません、洗濯物を干したいので、ちょっとどいていただけますか」
と、なんであたしが下手に出て頼まなくてはならないのか
まったく分からないけれど、まぁとにかくそうやってお願いしたら、

と振り向きザマに睨まれたので、
「・・・・いえ、何でもありません」 と引き下がり、
体をよじって洗濯物を干さねばならない。
それが隣の家の極道猫、セツコ(仮名)と私との
甘く、そしてビターな日々の始まりだった。

布団が落ちてるみたい・・・。( ̄∇ ̄;)
ご飯を食べにおうちに帰るときと、寝る時以外は
ほとんどの時間ををうちの庭で過ごすセツコ(仮名)。
他の猫が入ってこようものなら、すぐさま蹴散らす。
今まで私が楽しみにしていた近所中の猫ちゃんとの交流は、
せっちゃんのおかげで全て絶たれてしまった。
では代わりにせっちゃんが撫でさせてくれるのかというと、
フーッ!!とかシャーッ!とか言われて
とりつくしまもない。

仔犬のときに猫に猫パンチされたことがあるぷくは、
そんなセツコにすっかりビビってしまい、庭にシッコしに出るときも
セツコ姐さんがいない隙を狙うことになった。

ぷく、耳が小刻みに震えてるよ。(* ̄m ̄)
大きさはぷくの3倍ほどあるセツコ姐さん。
にゃんこは濡れるのが嫌いだと思い込んでいた私の前に、
ザーザーぶりの大雨の中もさっそうと現れたセツコ姐さん。

雨の日も晴れの日も、欠かさずうちにやってきた姐さん。
姐さんは人間で言うと、夏休みのラジオ体操毎日欠かさず出席して
ハンコ全部もらうタイプですね。
あなたとの思い出は、決して忘れません。
今回引っ越すにあたり、読者の方々から
「セツコに立ち退きを迫られたのですか?」というコメントも
頂いたけれど、みかじめ料もろくに払えない私達の庭を
(勝手に)守ってくださって、ありがとうございました。
おかげさまで、私になついていた近所のトラ猫ちゃんや黒猫ちゃんとも
すっかり疎遠になってしまいました。
お別れするのは寂しいですが、別れがつきまとうのもまた人生です。
最後まで姐さんの本名が分からなかったことだけが
わずかな心残りです。

かもね・・・。
クリスティーナちゃんだったらどうしよう。
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